小学生高学年女子の下着選び。初ブラに至るまでの道のりは意外に長いと知る
いつの間にか成長した子どもの姿を見て、時の流れの早さを実感しそれとともに自分の年齢を目の当たりにするというのはよくあること。
あんなにも小さくて、ずっと私と手をつないでいた長女が、もう下着を選ばなくてはいけない年齢になりました。
嬉しさはもちろんのこと、少しの寂しさも感じ、巣立ちの階段をまた一歩のぼったことに戸惑いを感じる子離れしきれない母です。(なんだ)
さて、今回は私のブラではなく長女の下着。
女の子のお子様を持つ方は、いずれは通る道。参考にしていただけたら幸いです。
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小学校高学年女子の下着はどう選ぶべきなのか?選び方の正しさは百人百様
少なくとも私は自分の性別を疑ったことはなく、生まれてこの方ずっと女性です。
長女が今通っている成長の道は、私がかつて歩んだことのある道。
にもかかわらず、一切の記憶がないのはいったいどういうことだい?
記憶力の良い方、もしくは若いママならまだ、自分が思春期のころのことを覚えているものなのでしょうか。
記憶力が悪く若いママでもない私は、ほぼ真っ白な状態で長女に対峙しております。
「ググる」という文化があって本当に良かった。
子どもの成長は年齢によってではなく、個人差があります。
学年や年齢によって決めるのではなく、その子に合った下着を選んであげることが何よりも大切なんですね。
簡単に段階別にするのならば
胸だけ二重キャミ(タンクトップ)→パット付きキャミ(タンクトップ)→スポブラ→ブラ
これが多くの子が通る道かなと思います。
ですがどこの段階にどれくらいの期間滞在するかというのはまた、個人差があります。
以下、わが家の例です。
わが家の高学年女子の下着の変遷と選び方
1.2枚重ねタンクトップキャミ
平均的な成長をしているうちの子。
うちの子の場合は、5年生に入ったあたりに胸の生地だけが二重になっているものを使い始めました。
このときは本人から自己申告があり「むず痒いから違う下着を買って」と。
まだバスト自体に変化があったわけではないので、単に生地が二枚重ねになっているものにしました。
二枚重ねになっている下着というのはこんな感じ。
こちらはベルメゾンネットのもの。
本体に使われているのと同じような素材の生地が、胸の部分だけに二重になっています。
胸にあたる部分は綿などの肌触りのよい生地になっていることが多く、むず痒さが軽減されます。
それを使うこと1年。この期間が非常に長かったです。
次の段階は、「バストトップが膨らんでくる」です。
2.膨らみのないパット付きタンクトップキャミ
こうなるともう、単に生地が二枚重ねになっているだけの下着では、ちょっと不安になります。
本人は無頓着でまったく気にならないようですが、親としては「むむむ…」という感じ。
この部分に関しては、まだ小学生であるがゆえに、自分ではなかなか気づくことができません。
子どもが高学年になったら、月に1度でもいいので一緒にお風呂に入るようにするといいかも。
お風呂じゃないとこういうのってなかなか気づくことができませんから。
バストトップが膨らんできたことで購入したのは、パット付きのタンクトップ。
ここで言うパット付きというのは、大人が使うような膨らみがあるものではなく、コットンくらいの分厚さの生地が胸についているというもの。
二枚重ねキャミと同じように見えますが、胸元の生地の分厚さが違いもはやパッドと呼べる。
手持ちのもので詳しく見ていただくとこんな感じになっております。(上記写真とは別商品です)
生地の2枚重ねではないことが分かるでしょうか。
ふわふわの柔らかい素材になっていて、厚みはお化粧のときに使うコットンくらい。
膨らんできたバストトップを分からなくするのには十分です。
このタイプには、パッドが付いているものと付いていないものがあります。
私が買った写真の商品も上記のベルメゾンの商品も、どちらもパッドではないもの。
パッド付きも購入しましたが、膨らみがついているものではありません。
コットンのような素材のまっすぐの生地を入れるだけ。成長に応じて変えられるというメリットもありますね。
3.膨らみがあるパット付きキャミタンク
「膨らみのないパッド付キャミタンク」を購入したのはつい先日のことなんですが、もうすぐ買い替え時期をむかえるかも。
そう思えるくらいに、バストトップに膨らみができてからその周辺が膨らんでくるまでは早いです。
あと2~3か月もしたら、カップがついているものが必要になりそうです。
カップがついているとはいえ、初期段階の膨らみに関しては薄手で柔らかなものが使われています。
スカスカするような使用感にはなりにくいのではないかと思います。
下着の選択肢は、どう考えてもネットのほうが多いです。
良い質で手ごろな値段のかわいいデザインのものが見つけやすいです。
が、初期の下着は特に、実際に手の取ってみてから購入することをおすすめします。
質感や膨らみ具合などなど、実際に見てみないと細かいところまではわからないですしね。
こういうカップ付きになると、ハーフトップのものも販売され始めます。
まだそういうのをつけるのは恥ずかしいと思う子もいると思うので、ここらへんは子どもの意見を聞いてからにしたほうが良さそう。
大人に近づくことに戸惑いを覚えるのは、親だけでなく子どもでも一緒っていうことですね。
4.スポブラ
人によってはスポブラを経ず、そのままジュニアブラジャーを使い始める場合もあるそう。
おそらくこれを使い始めるのは、早い子で高学年、一般的には中学生でしょうか。
その子の性格によって変わるのかもしれませんが、わが家の場合は、ブラに行くまでにスポブラでワンバウンドすると思います。
うちの子はまだ大人になりたくないっていう、早めのピーターパン症候群なので。(まだしっかり子どもだよと言ってあげたい)
スモールステップで下着を変えていくのは、メンタル的にも必要っぽいです。
そしてその後ブラに移行していくわけですが、単純に見積もってもこの間、3~4年ほど。
どこの段階で足踏みするかは違えども、トータルの期間はさほど違わないのではないかと思います。
意外と長い。しかしきっと、過ぎてみればあっという間。
子どものメンタルケアとバストケア
自分の身に起こる女の子の体の変化は、子どもにとってはとても大きなもの。
大人は当たり前と思って簡単に考えてしまうけど、本人には決して小さな出来事じゃないんですよねきっと。
恥ずかしさもあり、戸惑いもあり。反抗期も混じり、感情の出し方にも迷う。
どのように接するか、親としては考えるところでもあります。
それと同時に、適切なバストケアに関しても教えてあげないといけないと思っています。
ブラは何のために必要で、付けるとどのようになるのか。
もっと大きくなれば自分で選んで購入するのだろうけど、そのときに何がポイントになるのか。
私が子どもの頃はそういう話って、タブー視されていることも多かったのですが、今は違うのでしょう。
母は、バストケアに関しての知識だけはある。
取捨選択は必要だけども、そういうことを子どもに伝えていかねばと息巻いているのである。